お菓子の歴史
The history of sweets第8話 Nantais

ブルターニュ半島の南にあるナント(Nantes)という町の銘菓です。
ナンテとは、「ナントの人」という意味。
生地の上面にコーヒーを混ぜた卵を塗って、筋模様をつけて焼くのが特徴です。
ガレット・ブルトンヌに似ていますが、配合的にバターの量が粉の半分。
一方ガレット・ブルトンヌはバターの割合が多く、粉と同量あるいはそれ以上で、厚さ1cmに伸ばし高さを出すため抜き型をつけたまま焼きます。
牧畜、乳業が盛んなブルターニュ地方のバターを活かしたサブレです。